FXの注文方法のあれこれを解説します

FXの注文方法のあれこれを解説します

どうもヒロです。今回は僕の視点からFXの注文方法のあれこれを解説して行きたいと思います。恐らくトレードをやった事がある方であれば成行注文、指値注文、逆指値注文等は行った事があると思います。もちろん指値注文はポジションを張った後にも指値決済注文が出来ますが、予めポジションを張る前にここまで上がったらショートポジションを入れて、ここまで下がったら決済、またここまで上がってしまったら逆指値決済注文を入れるといった事も可能です。

それでは両建注文やトレーリング注文、建値決済等はどうでしょうか?どれも有名な物ばかりですが、今回の記事では僕が思う両建注文、トレーリング注文、建値決済について書いて行きたいと思います。

両建注文について

両建注文とはポジションを売りと買い同時に注文する事で価値も無ければ負けも無い状態を作り出す事です。相場は基本レンジを描きつつチャートを形成しています。もちろんトレンド相場は一直線に動きますが、とはいえ何処かしらのタイミングで戻し売り戻し買いが発生します。またレンジ相場であれば一定間隔を上がったり下がったりします。そのレンジの中間辺りに相場があった場合、両建ててポジションを取る事で上下の利益を取る事が出来ます。

ただこういった使い方をするよりかは長期目線でエントリーをした場合に短期的な戻しが発生してる最中に両建注文してその戻し分の利益も取るという使い方の方が多いと思います。個人的には長期でポジションを保有してそのトレンドの戻しを両建注文で取るのであれば別の口座でトレードをした方が良いと思います。ちなみに僕個人としては両建注文は使いません。というのも僕のトレードのスタイルがデイトレードなのでもし外せないポジションを抱えている最中に戻しが起こってその戻しを取りたいなと思ったとしても取りにいきません。

トレーリング注文について

トレーリング注文とは、ポジションを張り、指値や逆指値を指定する代わりに相場の上昇或いは下落を追尾するように変更する注文方法です。例えばロングでポジションを張ったとします。そして直近安値よりも5pips下にトレーリング開始位置を指定する事で順調に上昇し続けると上昇し続けた分だけ逆指値の位置が上昇します。
結果ドナルドトランプがTwitterで何かしら悪材料を投下し相場が急変動しても上昇した分の損失軽減が出来ます。

相場では負けを小さくし、勝ちを大きくする損小利大のトレードを心掛ける事が多いと思います。トレーリングストップを上手く使う事で例えトレンドを読み間違えても損失を小さくする事が出来ます。僕個人もポンドオージーをトレードする際に以前よく使っていましたが、現在は使う事が少ないです。相場の環境認識をした上で最初に指定した箇所での損切りか目標ラインに到達での利食い、どちらかに動くまでは決済しないか状況に応じて対処しています。

建値決済について

建値決済とはポジションを張った後に上手く自分が想定した方向に相場が動いて含み益を抱えている段階でポジションを張った位置に逆指値を配置する事でトレンド転換で逆行したとしても損の無いトレードが出来る決済方法です。無闇矢鱈に建値に逆指値を置くと逆指値に引っ掛かり過ぎてあまり意味がありませんが、例えば5pips上昇し、建値まで戻って来る事は無さそうなチャート形状をしているなと感じたら逆指値を建値に置くなどのルール作りは必要ですが、上述した通り損のリスクを減らしてトレード出来るので有効的だと思います。僕も伸びそうな相場では時々使います。

僕が使っている注文方法

僕が使っている注文方法は指値注文並びに通常の注文です。というのも僕はスキャル〜デイの中間のようなトレード手法が主体で時間帯事の動きを意識し、通貨ペア事の相関性を見て短期で少ない時で5pipsや2〜3pips、多い時30pipsぐらいを取るトレードが主です。なのでエントリーして指値逆指値を設定しあとは相場を見て対処が多いです。とはいえ僕自身も以前は上述した内容の注文方法を一通り試しました。トレードスタイルによって合う合わないがあるとは思いますが、試した事が無い人は少額でのトレードやデモで一度試してみると良いと思います。

最後に

今回はFXの注文方法のあれこれを解説して来ました。色々な注文方法はありますが、試してみて損する事は無いと思うし、経験してみたり検証してみる事で新たな発見があるかもしれません。なので一定期間試してみて自分のトレードに落とし込むと効果的かなと思います。また僕が使っている注文方法で少し書いた時間帯と通貨ペアの相関関係についてはまた何処かのタイミングで書いて行きたいと思います。それではまた次回の記事でお会いしましょう!

© 2025 ヒロの考え事