どうも、forexist-hiroの管理人のヒロです。今回はFXでスキャルをするメリット、デメリット、また資金を失う傾向があるトレードやそこから発展して巷で良く聞く一気に資金を失う話しについての僕の意見を書いて行きたいと思います。

そもそもスキャルとは

スキャルとは**スキャルピング(Scalping)**の略称で本来の意味としては頭皮を剥ぐというような意味がありますが、FXの中では短期的に売買を繰り返して小さいpipsをひたすら重ねて利益を増して行く手法です。
僕の感覚的な印象の話しですが、スキャルピングはあまり良しとしないような意見を持つトレーダーが多いように思います。その理由の一つとして基本的にトレードは損小利大で利益を増して行く方が都度手数料を支払わなくて済みます。またスキャルピングのデメリットとして、トレードをする時間を取られてしまう事(画面の前に張り付いていないといけない事)、そして何よりトレードの明確なルールが無いと利益よりも損失が大きくなり、最悪の場合市場から退場してしまう事になります。

スキャルをする上で管理人が気を付けている事

僕はデイトレ(スキャル〜短期でのスウィングトレード)を主に取り入れてトレードしています。個人的に思うのはドル円でスキャルをやろうとするとボラティリティが比較的浅いイメージがあります。また一度トレンドが出来るとそのトレンドラインに沿って動く傾向があると思うので、スキャルのように短期的に連続した取引を行うよりも、順張りをしてピラミッティングをするなりある程度のpipsを稼いだら利食いするなりをしています。しかし、英ポンド円(GBP/JPY)みたいなボラティリティが他の通貨ペアよりも激しい通貨ペア且つ値動きが激しくなる時間だとトレンド相場でもレンジ相場でも値動きの上下動が激しくなります。そのレンジの高値と安値の幅を連続して取引する事で利益を上げています。

また、思っていた方向と逆方向に動いた際にはロスカットをして入り直す事が重要でもし想定外の動きをした際にロスカットをしないとまた戻ってくるだろうと含み損をズルズル耐えてしまい膨大な損失を出してしまいます。

僕が思うスキャルで損失を多く出してしまうトレード

スキャルは連続した取引を行うので損失が続く可能性があります。相場が自分が想定している以上に伸びたり下降したりした場合、損失を取り返そうとlot数を上げたり、また自分が許容仕切れない含み損を抱えてしまった場合に、ひたすら含み損を耐えてしまい、結果的に自分の想定を遥かに上回る損失を出してしまいます。これは自分が入れたlot量が自分のトレードにあっていない場合があります。
もちろん、ここは個々人によって同じ金額を入れていても判断は変わってくると思います。以前僕は必要証拠金から算出した最大lot数の1/3を1ポジションとしてトレードして、ナンピンを繰り返して結果大きな損失を出す、みたいな事がありました。今思えば資金管理を行いlot数を抑えてトレードすれば良かったと後悔していますが、その損失のお陰で今は一回一回のトレードの利益は少なくとも日々プラスで着地し、着実に利益を出せているので良かったと思います。

資金管理とハイレバでのトレードについて

個人的な話しになりますが、トレード経験が浅いうちはハイレバでMaxロットでポジションを張るのは控えた方が良いと思います。海外FX(XMやTitanFXなど)でレバレッジ500倍や888倍でトレードする事自体は別に問題無いと思いますが、lot数は応じて控えめにポジションを立てるべきだと思います。トレードを経験して行くとこの流れはこっちに行くというような流れがわかってくると思うので、そういう時は一気に勝負を叩き込むのは有りだと思いますが、自身が無い相場ではlot数はなるべく控えるべきだと思います。ハイレバだと増える資金も大きければ失う資金も多いので自戒も込めてですが控えるべきだと思います。

最後に

個人的にはスキャルは戦略の一つだし、トレードを始めたての人がやりがちな戦略であるけども、やりようだと思います。なので個人的な意見としてはトレード戦略の一つとしては有効だと思います。特に相場がどうにも動かない時に有効だと思います。というわけで本日はここまでで！ではまた！